2日ほど前に、テスラがビットコインを購入していたことが分かりました。その額は15億ドルでTwitterではトレンド1位を獲得していました。

「ビットコイン」というと日本ではいまだに「怪しい」というイメージがあります。それはそのはずで、日本は元々「仮想通貨大国」と言われるぐらい暗号資産に関しては世界で先進的な取り組みをしていたのですが、マウントゴックス事件やCoincheckの流失事件後は国内規制が厳しくなり、また世間からもこの事件を通して「仮想通貨はヤバいらしい」というイメージがつきました。

逆にアメリカでは、ビットコインに対するイメージというのは日本とは真逆でこういったイノベーションに対してとても好意的な反応です。それもそのはずで、多様性を実現しているアメリカ社会では高いセキュリティーを実現しています。逆に多様性が相対的に低い日本では、どうしても使える人材が限られているので、コインチェック事件の様な初歩的なセキュリティー管理ミスで社会的な信頼を失うということが起きてしまいます。その辺の国の文化の違いから、アメリカってイノベーションを受け入れて自国で育てる土壌があって、凄いなあと感じるわけです。

ビットコインはカオスかもしれない。だけど今の社会制度もカオスだと思う

前置きが長くなりました。今日のブログで伝えたいのはビットコインは確かにカオスかもしれないけど、今の通貨制度も結構カオスだよね?ということです。

ビットコインの仕組みを説明すると、とても長くなるので、逆に今の通貨制度(社会制度)ってどんなところに課題があるのかをちょっと考えてみました。

課題を考える上で参考になるリーマンショック、コロナの量的緩和

例えば、リーマンショックはどうでしょうか?映画「マネー・ショート」はリーマンショックを描いた映画でとてもおすすめです。見ると「え!こんなことに自分達は知らないうちに巻き込まれているの!?」ということを実感できます。

リーマンショックを引き起こした原因の企業を政府が公的な資金で援助するというのは、果たして正しい行為でしょうか?税金がそんなことで使われると不満を持つ人が出てくるのも当然です。

ちなみに、ビットコインのジェネシスブロックのメモ(1番最初の取引記録のメモ)にはこの様な文面が刻まれています。

「英タイムズ紙:財務大臣 二度目の銀行救済措置の瀬戸際に」

サトシナカモト(ビットコインの作者、匿名で明らかになっていない)が経済に政府が度々介入する事に危惧を覚えていたことや、銀行の介入しない非中央集権であるビットコインの決済システムを強調するために刻まれたメッセージだと推測されています。

コロナショックにおける量的緩和

コロナショックにおいては、政府の量的緩和によってピケティの言うr>gの法則が加速しています。

要するに、資本(株、不動産、債権)を持っている人(r)は政府の量的緩和によってさらに富み、そうでない人(g)は知らないうちにさらに貧しくなっているということです。

資本を持っている人はコロナショックで政府が量的緩和するとなった時、いち早く株を買いました。なぜなら政府が金をばらまくので、株価が上がるのは目に見えているからです。逆に持っていない人は知っていても株を買うことはできません。知らないうちに、相対的に貧しくなって行きます。

このような格差というのは、政府によって規定されるべきなのでしょうか?このようなことを当たり前の事として受けとめていませんか?そう考えると今の通貨制度( 社会制度)も結構カオスではないでしょうか?

なので「ビットコインはなんかヤバいらしい」と適当な情報をそのまま主張するのではなくて、自分の頭で考える必要があると思うのです。今の社会制度にはどのような課題があって、ビットコインはそれらと何が違うのか。自分はそこにどうコミットしていけるのか。

ビットコインは確かにかカオスかもしれません。しかし、今の社会制度も同じぐらいカオスだと思う昨今です。

おすすめ本、ブログ

仕組みを知りたい人

仕組みを知るためにはこの本が1番分かりやすいです。kindle会員であれば無料で読めます。

思想を知りたい人

ブロックチェーンを作ろうとしている人たちには、どのような共通した思想を持っているのかが分かる本です。実話をそのまま本にしているので、彼らの考え方がダイレクトに伝わってきます。

ブロガー

https://lifeforearth.com/

ブロックチェーン業界の起業家の方のブログです。最新の動向が分かりやすくまとめられています。

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket