先日は芦田愛菜ちゃんの言葉が自分に刺さりまくっている事について書きました。

以下は芦田さんのインタビューです。

芦田さんは「相手を信じること」について、「自分が理想とするその人の人物像に期待していることなのかな。だから(それと違うと)人は『裏切られた』とか『期待していたのに……』とか言うけど、それはその人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたとき、それもその人と受け止められる、揺るがない自分がいるのが信じられることかなと思う

https://toyokeizai.net/articles/-/374895

要は、相手への期待を自分でコントロールすることが大事なのですね。その期待のコントロールを適切に行えた時に初めてその人を「信じる」ことができる。僕はそう解釈しました。

そして、それは色んな人と仕事をする上でも大事であるということも下記のブログを引用しながら書きました。

「期待値コントロール」とは、互いに自分の能力に対して正直であること、この1点につきます。僕は、自分からその話を必ず、一緒に働く人にします。自分はこことここは得意だから圧倒的な成果を出す自信はあるが、一方で、こことここは十分な能力は持っていない。しかし、プロジェクトのゴール達成には、その能力を持った人物が必要で、だから、君に声をかけた。と、そして、これがきちんとできる相手は、信用ができます。その人も、期待値コントロールの鉄則を理解しているからです。

しかし、1回で理解できることは少ないです。当たり前ですね。だから、コアメンバーとは毎週、One on oneをやって、そのギャップをお互いに埋める努力をしていきます。これを続けることで、チーム全体の練度が確実に上がります。なぜか?

お互いに、相手にどの仕事をお願いすれば期待以上の結果が返ってくるかわかるようになるから、です。だから、それに合わせて、互いが、自分たちの言動を最適化させていくことできる。すると、チーム内のコミュニケーションストレスが減っていく。コミュニケーション・ストレスが減っていくことで、自然とチームの雰囲気はよくなり、チームワークはよくなっていく。

つまり、期待値コントロールとは、それほど、重要なことで、チームワークがしっかりと機能するかしないかはそこにかかっていると言うことです。

芦田愛菜さんの発言に想ふ:チームワークにおける必須アイテム「期待値コントロール」とは?

チームのメンバーが自分の能力に素直になる→誰に何を頼めば、上手く仕事が回るか分かる→仕事がうまくいく→その人を信じることができる

このような段階を経て初めて、相手への期待を適切に行えるようになり、そして信じることができる。

でも最初はそれができない。重要なところは、次の部分だと思います。

「しかし、1回で理解できることは少ないです。当たり前ですね。だから、コアメンバーとは毎週、One on oneをやって、そのギャップをお互いに埋める努力をしていきます。これを続けることで、チーム全体の練度が確実に上がります。」

最初から自分の能力に素直になれる人なんてそうはいません。だからこそ、チームで自分の能力に素直になるメリットをお互い確認しながら、そのギャップを埋めていこうと努力していくことこそが1番大事である。ということだと思います。

でもやっぱり僕は自分の能力に素直になる事に抵抗があるなーと感じてしまいます。なぜならカッコ悪いからです笑 それも自分が教師で生徒に対して「俺はコレとコレができないからヨロシク!!」なんて言うのも結構勇気がいります。

そう考えると『学び合い』の失敗本で自分の苦手な部分を生徒に素直に明かしている先生を見ると凄いなあと思います。そうやって生徒と教師との期待のギャップを埋めていっているんだろうなあと。

あと、この若さでその考え方に至っている愛菜ちゃんはやっぱり凄い。

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