今日は、今年度初となる『学び合い』授業でした。なぜ学び合うのかということについてしっかりとイラストも交えながら説明しました。ネームプレートもしっかりと書いてもらい、しっかりとした型のある『学び合い』をしました。
昨年度は、教員人生1年目で軸がぶれたりすることがあったのですが、今年度は自分の言葉で等身大のことを語れたなと実感しました。
『学び合い』がはじまると、はじめはどうすれば良いのか分からなかった子も徐々に動くようになり、全員が最後まで頑張っている姿がとても良かったです。
今年度やってみたいこと
今年度やってみたいことは、型のある『学び合い』から発展させた『学び合い』です。具体的には単元『学び合い』などです。
というのも、3月に来年度に向けて『学び合い』関係の本を読みなおしていたのですが、そこで高橋さんの「流動型『学び合い』の授業づくり」を読んだのですが、そこで非常に共感できる部分がありました。
例えば、4月から『学び合い』をいざスタートしていてもどうしてもダレがきてしまう。そこで教師は全員達成を求めるけれども、できない。それが続くと教師も生徒もしんどくなってくるという部分です。自分自身も昨年度同じような経験をしました。そこで高橋先生は1時間単位の『学び合い』から発展させていくことで授業に柔軟性や変化をつけ、集団をどんどん次のステージにいけるようにしていました。
それを読んで、自分も先生のように集団を次の発展につなげていくべきだったのだなと感じました。1時間単位の『学び合い』だけを1年間やり続けるよりも、しっかりと段階を踏んだ上で、次のステージに進む方が上位2割の子のみならず集団にも大切なことなのだと思います。
そのような昨年度の反省から、今年度の『学び合い』は最初はしっかりとした型のあるものからスタートし、徐々に柔軟性のあるものにしたいです。もちろん、全員達成は常に大事にしながら。