先日、ゼミ生が急に部屋に入ってきて、「こんな本を作りたいと考えているんだけど、どう思う?」という話を僕にしてきたました。
普段は、そんなことを考えているようには思えない人からの話だったので、少しビックリしたのと同時に、「これこれを〜こうすればいいんじゃないかな!って!」と語るその人の目はこれまで見たことのないようなキラキラした目でした。
僕は話を聞きながら「この人、こんな目することあるんや。」という謎の感想を抱いていたので、相談内容は全く頭に入ってきませんでしたが、とりあえず、聞いていた風を出しながら「やってみたらええんちゃう?」と答えました。
やってみて初めて学べること
彼女の考えている本がうまくいくかどうかは僕には分かりません。僕が今、作っている本も面白いものになるかどうかは分かりません。僕は『学び合い』を実践済みで、次のレベルにステップアップしたい人にとってはめちゃくちゃ良い指南書になると思っています。
けど、もしかしたら、Amazonの評価が星1とかになるというバッドエンドの可能性も無いというわけではありません。
でも、僕は基本的に物事はやってみて初めて学べることが大半だと思っています。例えば、『学び合い』に対して本を読み実践した状態で終わっていた去年の自分と、今度は人に読んでもらえるような商品を作るという前提で、全国の『学び合い』実践者にインタビューをして、それを分かりやすい価値のある文章にするをゼミ生とチームを組みながら進めていくのとでは、学べることが段違いに違います。
だからこそ、何かやりたいことがあるのなら、失敗を気にせずにどんどんやるべきだと思っています。そこで学べたことを加味すれば、失敗をしたとしても結局プラスになると思っています。
そういう経験を積むことで「次はこれをやりたい」という風に発展をしていって、応援してくれる人も増えていくと思います。
この野郎という気持ちを持て!
僕はガンダムが昔から好きで、監督の富野さんの動画なども見たりするのですが、この人のハングリー精神は本当にすごい。「やりがいとか安定とかが外からやってくると思うなぁ!!」と叫んでいるシーンは狂気を感じます。
けど、こういうチャレンジ精神があるからこそ、色んなことを学んでいけたのだと思います。結局、自分から動かないと、何も得られないよという事だと思います。富野さんと一緒に働くのは絶対に嫌ですが、こういうなんでもチャレンジしていく姿勢はこれからも大事にしていきたいです。