本日はちきりんさんのVoicy(音声メディア)を聞いていました。
https://voicy.jp/channel/1295/136844
今日ちきりんさんが話していたテーマは「検索条件に恵まれないなら、動画を活用しよう」というものです。
ちきりんさんは、YouTubeで不動産物件の動画を見ることが多いそうで、そういった動画を見ていくうちにある発見をしたそうです。
それが、「検索条件に恵まれていない人やモノであっても、動画を上手く使えば、マーケットで勝っていくことができる」ということです。
例えば、不動産の場合「駅から徒歩10分」の物件と「駅から徒歩11分」の物件では、物件の価値に雲泥の差が出てくるそうです。
何故なら、検索条件として「駅から徒歩10分以内」というのが不動産業界では一つのフィルターとして存在しているからです。そのため、駅から徒歩11分以上の物件は検索条件から外れ、人になかなか見てもらないということが起きているのだそうです。
検索条件に恵まれていなくても、動画を活用して勝つ
しかし、駅から徒歩11分だけど良い物件ってたくさんありますよね?その辺の細かい魅力を伝えるには、動画というツールはとても良いということでした。実際にちきりんさんも不動産YouTuberの動画を通してこうした物件を多くみてきたと言います。
僕も旅行を計画するときは、まずその地域の動画をYouTubeで検索します。その方がより情報がリアルに伝わってきますし、情報がリアルなので信頼もしやすいです。
これは何も不動産だけの話だけではなく、これから地方で生きていく上でも大事なマーケット感覚(?)なのではないでしょうか?
地方で生きていくということは、ある意味検索条件に恵まれない環境で生きていくことになります。「学歴フィルター」「大企業のブランド品」こういった検索条件に恵まれているものに対して、どう自分達を売っていくかを考える必要があります。
「高卒だけど頭がすごく良くて、色んな人と繋がって仕事ができる人」とか「地方の商品でそんなに有名ではないけど、品質は一級品」などなど。そういった評価を目指す上で動画というのは受け手(お客さん)に分かりやすく情報を伝えることができる優秀なツールであることがよく分かりました。