本日は「睡眠こそ最強の解決策である」という本を読みました。
きっかけはビル・ゲイツが推薦する本の中に
https://books-and-quotes.com/bill_gates
この本があって、「そういえば、最近あまりよく眠れていないし、睡眠について知りたい」と思い購入。
読んでみた結果、自分が考えているよりも睡眠というのは大事であるというのが、わかりました。
目次
カフェインの効果は14時間続く
カフェインの効果は14時間続くそうです。つまり、夜寝付けないのは昼間に飲んだコーヒーが原因ということだそうです。私は昼食後にいつもコーヒを飲んでいたのですが、まさかあのコーヒーのせいで夜寝れなかっただなんて思いもよらなかったで衝撃でした。
更に、最悪なのは睡眠不足になると朝と昼にコーヒーを飲んで無理やり目を覚ますようになります。これが夜の睡眠に影響し、睡眠不足→コーヒーによる睡眠障害→睡眠不足へとつながっているそうです。しっかりと睡眠時間はとっているはずなのに、あまり寝れなくて翌日眠くなっているという自分はこのループにハマってしまっているということに気づくことができました。
一晩寝たらピアノが弾けるようになっているのは睡眠のおかげ
また、睡眠中にはレム睡眠とノンレム睡眠という2種類の睡眠が交互しているのですが、この2種類の睡眠を十分取るためには8時間の睡眠が必要なのだそうです。また、この2つの睡眠が十分に取られることによって、情報を整理→統合→いらない情報を捨てるというプロセスが可能になるそうです。
この本ではピアニストが筆者のプレゼンの後に「前日まで弾けなかったところが睡眠をしたら弾けるようになっている。」と声をかけられたエピソードがあるのですが、これは寝ている間に脳がその日に学習したことを整理→統合→いらない情報を捨てるというプロセスを行っているので、次の日になぜか弾けているようになるのだそうです。
ピアノをしていた自分によっては体験したことのあることなので、納得したのと同時に睡眠ってすごいなあと感じました。
社会システムを変える必要性
また、本書は現代人の睡眠不足について「社会システムを変える必要がある」とかなり訴えています。具体的には
・学校で睡眠について教育する
・GoogleやNIKEのような仮眠スペースを企業も取り入れる
・国策として取り組む
といった提言がなされており、睡眠の重要性を理解している筆者だからこそ説得力のあるものでした。自分も教育者として睡眠の大切さは生徒に伝えてい蚊なければと感じる内容でした。
睡眠は記憶力を高めるだけでなく、記憶するためのスペースを作る
これは、ピアノだけでなく学習やスポーツにおいても言えることです。睡眠を8時間取ることによって、そうでない人より20%良いパフォーマンスを出すことができるそう。この本を通して自分がカフェインによって睡眠が妨害されていることにも気付けただけでなく、睡眠の凄さを実感できる一冊でした。
この本では理想的な睡眠を取るための具体的なアドバイスも書かれているので、おすすめです。