先日、飛び込み授業を依頼されたお客様が大学に来られました。飛び込み授業とは、『学び合い』を実践してみたいという学校が西川研究室に飛び込み授業の依頼をし、実際にゼミ生がその学校で実践をする授業のことです。

『学び合い』をよく知っているゼミ生が依頼された学校で実践することで、現場の先生方に『学び合い』の良さを理解してもらい実践につなげていただくのが目的です。

話はもどり、先日はその飛び込み依頼をされたお客様が打ち合わせのために学校にいらしていたので、お客様の対応(?)をしていました。

「西川研の皆さんは考え方が深いですね。」

打ち合わせの前半が終わり、お客様と一緒に昼ご飯を食べにいく時があったのですが、その時に依頼された学校の先生がおっしゃっていた言葉がとても印象的でした。

「西川研の皆さんは考え方が本当に深いですね。僕は教師をやって数年経つので、授業のテクニックや経験はあるのですが、皆さんのような教育に対する深い考え方はこれまでしてこなかったで、とても勉強になります。」

それを聞いた時に私は自分が西川研究室になぜ入ったのかを再認識しました。学部3年の時に本屋で西川先生の本を見つけ、『学び合い』というものに衝撃を受け、その勢いで実際に新潟までいって実践を見学したり、西川先生とお話しする中で「これは自分の人生の指針となるものだ」と感じた時のことを思い出しました。

大学院に入ってもう9ヶ月程経ちます。自分はこの「深さ」に見合う学びをしなければならないと感じた1日でした。

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