ウクライナとロシアの戦争に関するニュースを見ていて僕がビックリしたのは、その人が普段どこから情報を入手しているのかで考え方が大きく変わるということです。

 例えば、ロシアではSNSを使う比較的若い世代は、今回の戦争に対して消極的な人が多いのに対し、SNSを使わない年配の世代でかつ情報をロシアのテレビから入手しているロシア人は、今回の戦争に対して積極的な人が多いというニュースを見ました。

 これは、恐らく若い世代ではSNSがあるので、多様な意見に触れられるのに対して、年配の世代では自国のテレビからでしか情報を得ることができないことによるものだと締めくくられていました。
(このニュース自体にも、偏りがあるのかもしれませんが)

 何が言いたいのかというと、当たり前ですが、人は普段どこから情報をもらうかによって考え方も大きく変わるということです。

 このニュースを見たときに、高校の授業で見ていた「映像の世紀」を思い出しました。自由主義側と社会主義側がお互いプロパガンダを作って、自国民の士気を高めていたという映像をみて「すごい時代やな」とぼーっと見ていました。

 しかし、今現在でもそうしたニュースが普通にされているのを見ると、映像の世紀で見た恐ろしいことが今も行われているのだと思い、とても怖くなりました。

 こうなってくると、もうどこの情報を信じたら良いのかが分からなくなってきます。

最後はやっぱり「人」からの情報が良いのではないか

 では、どこから情報を入手するのが良いか?ということですが、やはり最後は「人」になるのだと思います。例えば、僕が今入会しているOMUSUBIチャンネルという会員制のライブ動画配信サービスがあります。そこでは、海外で「日本語を学んでいる外国人」がライブ配信を行っています。

https://ch-omusubi.com/

 サービス自体も会員制なので、Youtubeのように殺伐とした雰囲気もなく、ゆるい雰囲気で配信が行われています。そこでロシア人やウクライナ人の配信がされており、そこで、現地の様子や状況といったリアルの情報を教えてくれたりします。

 もともとアットホームなプラットフォームなので、TwitterやYoutubeのように怪しい人が本当かどうかわからないようなこと発信するということはありません。ユーザーと配信者が友達感覚で「今、そっちはどういう状況なの?」といったやりとりをしているイメージです。ロシアに住んでいる人がYoutubeでライブ配信をしようとすると、ヘイトなどが書き込まれる可能性が非常に高いですが、 OMUSUBIチャンネル では会員制で常にスタッフがコメントを見ているので、そういったリスクが低いです。

 こう考えると、どこから情報をもらうべきか?ということに関しては、人からもらうというのが良いと思います。それもTwitterやYoutubeのようにうすい繋がりの人からもらう情報ではなく、友達感覚でつながっている濃い関係の人から情報です。

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