今年度、私は1、2年生の情報の授業。3年生の表現メディア。そして2年生の総合的な探求の時間を担当しました。

 特に、1年目は自校の総合学科という特殊なカリキュラムについて全く理解できていませんでしたが、1年経験を積むと、ようやくこういう感じなのかと理解することができましたし、同時に次年度はこうしたいなあと考えたので、書いておこうと思います。

総合的な探求の時間における「データ分析」

 2年生の総合的な探求の時間を担当して感じたのは、生徒がデータ分析に対しての経験が少ないということです。生徒の発表を見ると、主観的な主張が多く、ひろゆきから「それってあなたの感想ですよね?」と突っ込まれかねないものがとても多かったです。もちろん、「探求」なので、好きなことをどんどん調べられるのは素晴らしいことですが、やはり客観的なデータも欲しいところです。他の学校では、総深の時間を使ってデータ分析を教えているところもあったので、次年度総深を担当することがあれば、データ分析の授業を私が行うカリキュラムを提案したいです。

社会とつながる授業

 3年生の表現メディアも担当しました。基本的には静止画や動画などをPCの専用ソフトを使いながら作成するのですが、作成から提出、評価までのプロセスが授業内だけで完結していて生徒の経験としてもったいないなと感じました。イメージとしては、ハイテクハイのように生徒が社会とのつながりを得られるようなカリキュラムを作れたらと考えています。

例えば静止画を作るにしても生徒に街でポスターやチラシを作って欲しい人を見つけてきてもらい、ヒアリング→製作→納品→発表までをやってもらうという授業などやってみたいです。困ったら、授業を履修している人の力を借りれるような環境を作っておくと、壁があっても乗り越えてくれると思います。

他教科との合同授業

 他教科との合同授業をして、より授業内容を効率的にしたいです。例えば、データ分析にしても情報科の教科書にあるような架空のデータをExcelで処理するよりも、社会科系で習ったことを実際にExcelで処理してみて、確認してみるなどです。できれば2つの授業とも『学び合い』でできれば楽しそう。

僕の授業スタイルを他の先生に紹介する

 この前に主催した兵庫『学び合い』の会で、参加者の方が自校で『学び合い』を広めた経験談で、仲の良い同僚に授業を紹介したというお話を聞きました。僕も、次年度は「こういった授業しているです~」という話を仲の良い同僚の方に紹介するということをやってみようと思います。

 ということで、次年度授業でやってみたいことを簡単に書いてみました。地道にコツコツとレベルアップしていきたいです。

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