最終的な責任をとってくれるトップがいてくれるだけで、教育現場ってめちゃくちゃ良くなると思います。

 そう考える理由は、誰が責任を取ることが明確でないと組織は上手く回らないと思うからです。例えば、A案とB案があり、どちらを選んでもデメリットが生じる場合、トップが積極的にリーダシップをとって「責任は俺がとるよ」と公言する場合と、そうでない場合だと、明らかに前者の方が回りやすいと思います。

 後者のように、トップのリーダシップが欠けていて誰が責任をとるのかが明確でない場合は、現場はかなりキツくなります。組織の中で「誰が決めたの?」とか「なんでこの案なの?」という感じで本来、誰よりも仕事をしてくれているはずの方に批判がいってしまいます。そうなるとどうなるかというと、現場も批判されないことが一番の優先事項になってしまい、思い切った行動がとれなくなります。

 そうではなくトップが「○○の件について課全体で話し合って、A案とB案を作って欲しい。最終的な責任は俺がとるから。」とポンと言ってれるだけで、現場の人たちも思い切った判断ができますし、それが生徒にとって良い影響を与えるのではないかと思います。

 逆に自分がしっかりとそういうことができているのかも気を付けないといけません。教師の場合だと、授業や学級経営において最終的な責任は自分にあるといつもベクトルを向けながら生徒に物事を任せないと、うまく回らなくなっていきます。

 しっかりとベクトルは自分に向いているか?ということを常に意識しながら行動していきたいです。

LINEで送る
Pocket