今日は「私は『学び合い』をこれで失敗し、これで乗り越えました」を読み直しました。
久しぶりに読み直して考えたことをメモしておこうと思います。
・『学び合い』の「1人も見捨てない」という考え方はまだ理解できていないところもあるが、実践者がそこに向かおうとしてるか否かは子ども集団に読まれている。
実践者が「1人も見捨てない」という考え方をもっているかは、授業中に言動となって現れます。
子ども集団はそれを敏感に感じとり、それが集団の雰囲気へとつながっていきます。実践者の失敗としてよく、「1人も見捨てない」という難しい課題に対して、都合よく解釈し「これぐらいいいか」となってしまうと、集団もだれてしまいます。
僕もまだ「1人も見捨てない」という考え方は理解できていないところもありますが、そこに向かおうとする意識は常にもっていたいと思います。
思い返せば、西川先生もゼミで「1人も見捨てるな」と言ったことはありません。しかし、先生の言動から一人一人が幸せになってほしいと願っていることが伝わってきました。それがゼミ集団の価値観につながっていたと思います。
そういった意識を実践者が持っているかどうかが大事なのだと思います。
長くなったので今日はここまで。