「若者の飲み会離れ」というワードが少し前に話題になりました。どうやら今の若い人は会社において上司と飲みに行くことに価値を見出せないらしいです。
確かに、好きでもないおじさんに高いお金と時間を払うというのは若者にとってハードルが高いのかもしれません。実際に僕自身も気の合う上司でなければ行かなくてもいいのではないかと思っていました。
しかし、組織や集団で一定以上の成果を目指すとなった場合、こうした飲み会という場も大事なのではないかと思うようになりました。
理由は組織において、普段からコミュニケーションをあまりとっていない人が多ければ多いほど、イレギュラーな事態の場合に関係性が悪化しやすくなってしまうからです。
例えば、普段からコミュニケーションが取れていれば何かミスをした場合でも「ああ。あれについては、ああやれば良いよ。」と言った形で済むのに対し、コミュニケーションが取れていないと「えええ!?なになに!どうしたの!?(困惑)」となんだか不穏な空気になってしまいかねません。
なので、こうした状況を避ける上でも飲み会という場は今までコミュニケーションを取ったことがなかっ人と会話が始まる一つの場だと考えると結構大事なのですね。
そう言った意味でも、昔はおじさん世代の「飲みニケーション」を奇妙に思っていたのですが、馬鹿にできないなと思いました。