ロシアがウクライナへの侵攻が行われていますが、テレ東の「ロシアの論理」で読み解くウクライナ危機がとても分かりやすかったです。

 こうした問題はどうしても、西側の主張が情報として多く入ってくるので、どうしてもロシア側の考えというのを想像しにくいのです。しかし、こうしてロシアの歴史を振り返ってみると、ロシアの考えというのもなんとなく理解もできます。もちろん、だからといって、武力行使が許されるわけではないですが、物事は多面的に見ることが大事だと思います。

パワーバランスをどうする?

 こうして、ロシア側の考えも見ていくと、国際秩序を保つためには、国同士のパワーバランスが重要ではないかと思います。

 そう考える理由は、国同士のバランスが崩れると、合理的に考えて安定を選択するよりかは、ある程度リスクをとって行動をした方が得になる可能性が高くなるからです。

 例えば、カイジでもそういうシーンが多いと思います。このまま、借金まみれの生活を送るぐらいなら、ある程度命を落とすリスクをとってでも危険な賭けのゲームに参加した方がマシだ!とカイジが考えて危険なゲームに参加してしまうのと同じだと思います。

 だからこそ、大事なのはそういったリスクのある行動をする機会が生まれにくいようなシステムをどうやって作るのかということだと思います。

 これは、日本も他人事ではなく、例えば日本が中国に侵略されかねないような立場になった場合、僕たちの国がリスクのある行動をせざるをえなくなるかもしれないということです。ロシアも隣国ですしね、、

 そのような状況にならないためにも、普段からどうすれば国同士のパワーバランスが崩れないかを考えて、色んな日本の政治に対して興味を持つ必要があると思います。

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