僕は不得意なものを生徒同士で補い合える授業ってとても良いなと思います。

なぜなら、一人の生徒ができること(得意なこと)というのは限られているからです。

例えば、僕は高校生の時、物理が苦手でした。テストではいつも赤点。50点超えたら奇跡レベルでした。

あの頃は効率の悪い勉強方法をしていたと思います。基本的にはこんな方法です。

①先生の話を聞く
②分からないところを授業後に聞く
③①と②を永遠と繰り返す。

 こんな感じで勉強をしていました。基本的に先生は理系のエキスパートの人だったので、何を言っているのか少しも理解することができません。

今、振り返ると、僕がやるべきことは「僕に分かりやすい説明をしてくれる友達を見つけること」でした。

 しかし、当時の僕は「勉強は一人でやって、分からなかったら先生に聞くものだ(それも授業後に)」と思っていました。

こういうことって、結構多くの授業で起きていることではないでしょうか?

 学校の授業では、一人で解決することが大事とされますが、社会では意外と人の力をうまく借りれたり、逆に貸したりできる人が成功していたりします。

そうであれば、授業においても人の力を借りたり、貸したりできる環境をを作ることも大事だと思います。

 自分の力不足ももちろんあるのですが、もし、高校生の頃に人の力を借りたり、貸したりできる環境が許されていたら、僕や成績が悪かったあの友達などはどう変わっていたのかな?とふと気になりました。

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