授業が始まってから数週間が経ちました。他の先生方と揃えるべきところは揃えつつ、徐々に『学び合い』で生徒に任せる時間を増やしています。 

 数週間やってみて、改めて感じたのは、自分は『学び合い』で授業でするときに、たまに「全員達成はできなかったけど、8~9割は達成できたから、いっか」と思ってしまうことがあるということです。

 セオリーでは、ギリギリ全員達成出来ないぐらいがちょうど良いとされていますが、

・全員が全員達成を目指した結果、ギリギリ達成できなかった9割

なのか

・はじめから9割ができるレベルを目指した結果の9割

なのかで、大きく質的にも異なってくると思います。

 自分がこう思ってしまう原因はまだ「一人も見捨てない」に対して、深く理解できていないからだと思います。

 ただ、一方でそこまで「一人も見捨てない」にこだわる必要もないのではないか?とも思っています。ある現職さんの場合は、「自分はそこまで全員達成にこだわってはいないかな。それより集団を少しずつ良くしていくことに集中している。そこから少しずつ全員達成できる集団に近づいていくイメージ。」とおっしゃっていました。

 自分はおそらくこっちのスタイルの方が性格的にもあっていると思うんですよね。いきなり100を目指すという感じではなく、コツコツと積み重ねていく感じです。ゴールの集団のイメージはたまに共有しつつ。自分に合った形でそういう集団を目指していくのが結局継続できるコツなのかなと思っていたりします。

皆さんなりの『学び合い』のスタイルとか、向き合い方とかありましたら、教えていただけると嬉しいです。

とりあえず、色々試しながら生徒集団の成長を楽しんでいきたいですね。

 

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