OB・OG本の原稿の仕上げに入っています。実際に出版できるかはまだ分かりません。
西川研究室のOB・OGに『学び合い』の罠に関するインタビューを行い、 それをまとめているのですが、どのOB・OGの方もとても勉強になります。
『学び合い』ではよく「子ども集団を信じる事が大事」と言われていますが、そうした抽象的で少し複雑なこともインタビューを通して、具体的な話が聞けるので、イメージしやすくなっていきます。
また、失敗談も中にはあるので、どういう原理で上手くいかなくなっていったのかという話を聞けるというのもとても貴重なものだと思います。
西川先生に前のゼミでOB・OG本の立ち位置はどうなるのか聞いてみたところ、「これまでの本は『学び合い』のやり方などの基本的なものか、広域通信制のことを書いたぶっ飛んだ本かどちらかだったけど、この本はその中間だよね。」とおっしゃっていました。
つまり、『学び合い』の基本的な本を読んで、実践し、次の段階へいこうとしている人に向けた内容になるのではないかということです。
確かに、OB・OGの方々にインタビューをすると、『学び合い』の基本的なことから少しレベルアップしたような話をたくさん聞けます。なので、今日から意識すればすぐに誰でも実践する事ができます。
そういった「『学び合い』をやっているけど、もう少しレベルアップしたことをやってみたい」「ここからどう発展させていけば良いか少しわからない」といった人に伝わるものになればなーと思っています。そういったものをゼミ生と作っていきたいです。