先日、連携協力校での4回目の授業を終えました。
これまでの授業の振り返りは以下です。
4回を終えて総合的に生徒達はとても良い動きをしてくれました。数学で既に『学び合い』をやっているので、その流れに乗ってやったという部分もあるのですが、子ども達の協力のおかげで4回の授業を終えることができました。
来週から生徒は中間テストに入ります。その中で、担当の先生から「中間テスト作ってみますか?」というお言葉をいただき、約半分のページを作らせていただきました。
4回の授業とテストを作る中で、色々と反省点が出てきたので、メモとして書いておこうと思います。
最初に自分の教育観を明確にしておく
最初の授業に自分の教育観をしっかりと明確にしておくべきだなと感じました。もちろん授業をさせていただく中で、「人と協働して課題を解くのは大事である。」といった『学び合い』の様な教育観を持ちながら授業はしていました。
しかし、日々の課題プリントに作ることや業務でいっぱいいっぱいになってしまい、肝心の授業で大事なことを生徒に伝えきれなかった時がありました。
そうなってくると、もはや授業をただこなしているだけになりかねません。テストも中間テスト前に作ってしまうと、「ここ大事なところだけど、授業であまり触れられなかったなあ」など後になってから後悔することがありました。
生徒からすると「先生の言ってることが日によって少し違う。」と思われかねません昨日までは「全員で達成することは得である。」と言っていたのに、次の授業では全員達成できていないのに、そのことには触れていないと、敏感な生徒は「あれ、今日は触れていないということはそこまで大事にしていないのか。」と感じてしまいます。
教育観をしっかりと持つための工夫
なので、自分の教育観をしっかりと持つという意味でも、最初にテストと課題プリントを作っておいて、授業方針がぶれない様にするべきだなと思いました。この辺は課題づくり入門にも書いてありました。
私の担当の先生は、最初の授業で、教科を通して生徒に身につけさせたいことや伝えたいことを書いたプリントを配布するそうです。実際のプリントもいただきましたが、先生が生徒に語る内容が全てここにつながっているのが分かり、経験の多い先生はやはり教育観がしっかりとしているなと感じました。
私はまだ、教育観がしっかりと持てていないので、こういった先生のお話を聞ける機会はとても貴重でありがたいです。中間明けからの授業はもう少し工夫をして、改善していこうと思います。