本日は支援校スタート初日でした。

教室に入るのは久しぶりで、子ども達に挨拶をする時はすこし緊張しました。

「あ、若い人だ」という感じで少し嬉しそうに話しかけてくれる子ども達。可愛いなあと思います。

授業を見学した後は早速担当の教員の方と打ち合わせをし、来週から世界史。来月からは政治経済も追加で担当させていただくことになりました。担当の教員の方は『学び合い』に理解のある方で、授業も学び合い活動を入れています。

その担当の教員の方や一緒に連携協力校員として入っている先輩と相談をした結果、いきなりフルで『学び合い』をやるというのは厳しいだろうという結論になりました。それよりかは最初は少ない時間での学び合い活動からスタートし、どんどん広げていくという方向性に今のところは落ち着いています。その方が生徒達とも支援校の方々とも安定的に信頼関係を得られると思います。

『学び合い』で一番重要なのは「一人も見捨てない社会を実現する」という考え方

何れにせよ、『学び合い』で一番重要なのは「一人も見捨てない社会を実現する」という考え方です。それがどのような形であれ、クラスがその実現に向かえているのであれば、それ「も」立派な『学び合い』だと思います。『学び合い』の原点も一斉授業です。

著書:学び合う教室

そのような事を西川研のOB・OGの方々と交流した際に感じました。西川研のOB・OGの方々は『学び合い』の考え方を持ちつつ、自分の学校の状況に合わせて『学び合い』の形を変化させていました。

自分のやっている事を客観的に見てもらう

私の担当の支援校は人口減少の激しい地方の高校です。この子たちがどういう集団で卒業するかによってこの地域がどうなるかが変わってきます。君たちはこの地域で大切な存在であり、色んな人と繋がれる集団であって欲しいし、これからはそういう集団や地域が大切になってくる。そういう事を授業を通して伝えられたらと思います。

そのためにもまずは子ども達と学び合う集団を作っていきたいです。

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