本日は中間テストの点の結果が出ました。100点満点中、自分の担当した分の範囲(40点分)を中間テストで出させていただきました。
中間テストまでの最後の4回の授業は私が『学び合い』の授業を担当しました。『学び合い』をしている時の子ども達はそれなりに頑張って課題を達成しようとする姿が見られたので、担当の先生と相談し「頑張っていたし、点を取らせてあげましょう」という事で授業で使用していたプリントをほぼそのまま出しました。
「これを機に点を取って、今後の『学び合い』のモチベーションにつなげていって欲しいな」と考えていたのですが、結果は悲惨でした。
原因は色々考えられるのですが、一番大きな原因としては私がクラスをリードする子に対して、「全員達成をすることは得である。」ということをちゃんと伝えられていなかった事が挙げられます。
その証拠として、前回の授業アンケートをとったときに生徒から「数学の『学び合い』と比べて、世界史の『学び合い』では教え合う姿が少ない。教える子が増えれば授業は良くなる」ということを指摘してくれている子がいました。
確かに、数学の『学び合い』と私の世界史の『学び合い』では子ども達の動きが少し違います。その差を生んでいるのは、私というのが今回の中間テストの数字を見てもよく分かります。全体を見て、伝えるべき生徒に伝えきれていないからこういう事になる。個々人が課題を終わらせる事が目的になった「なんちゃって『学び合い』」になっている。
こんな結果になるぐらいなら『学び合い』なんてやる意味がないですね。自分の甘さがそのまま数字に出ています。反省です。
明日のテスト返却の授業からしっかりと語ってもう一度仕切り直したいと思います。