連携協力校に入って約2ヶ月が経ちました。私が通っている大学院の実習は少し変わっていて、異学年で構成されたゼミのチームで入ります。
異学年で構成されたチームで入ると、様々なメリットがあります。
例えば、職員室でどのようにして動いていけば良いのかを先輩に教えてもらえます。
先輩「今日の職員室はピリついてたなあー」
自分「そうでしたか?」
先輩「いやいや、お前、そういうの感じ取れなかったら職員室で生きていけへんぞ」
などなど、現職の先輩から教師として絶対におさえるべきところや、逆にそこまで労力をかける必要のないことを教えてもらえます。
普通の教育実習は個人が現場に入っていきます。さらに同学年の実習生しかいないので、そういった会話にはなりません。私が大学生の時に行った教育実習はたまたま一緒に入った実習生が高校生の同級生ばかりだったので、そこまで苦労はしなかったのですが、周りが知らない人ばかりで個人で入っていく人はかなり大変だと思います。
そういった意味でも、異学年のチームで入ると既にやるべき事をわかっている先輩がいるので、とても助かります。「あそこは、こう動くんやでー」ということを教えてもらえるうちに現場に慣れていきます。
こうした経験をしていると、学校や大学のプロジェクトって全部異学年の方がいいんじゃないの?と思います。教育実習に限らず、キャリア教育や受験勉強などなど、異学年でやることのメリットは色んなところで活かせそうです。
逆になんで同学年だけのプロジェクトが多いのだろう?逆に同学年だけでやった方が良いプロジェクトってなんだろう?