大学院でお世話になった西川先生からよく「初任者が先輩から何か頼まれごとをされたら、必ず次の3つのどれかで返事しなさい。『はい!』『ぜひ!』『喜んで!』のどれか。」という話をされていました。

 要するに、初任者には拒否権などはなく、どにかく先輩教員からの頼み事はなんでも引き受けるべきであるという西川先生の教えです。

 その教えを僕が現場で数か月実践して感じたのは、このやり方は短期的に見ると損する場合もありますが、長期的に見るとプラスに落ち着くということです。

 もちろん、たまに「これは、こうした方が良いと思うんだけどなあ。」と感じるときもあります。しかし、終わってみると先生方との信頼関係が築けて、その後の仕事がやりやすくなることが多く、トータルで振り返ると得をしているなと感じます。どうしても、自分のやり方で挑戦してみたいときは、信頼関係が築けてから相談してみるのが良いと思いますし、その頃には相手の先生も自分を応援してくれるのではないかと思います。

『はい!』『ぜひ!』『喜んで!』の威力は凄い。

 

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