「官僚たちの夏」を読んでいます。確か、西川先生がおすすめしていた本だった記憶があり、購入してみました。トップ官僚たちの出世争いを描いた小説なのですが、主人公の熱量がとても心に響きます。

 たまに、西川先生が今の官僚はビジョンをちゃんと持って仕事をしているのか?という疑問を呈した投稿をしていますが、この小説を読んでいるとなんとなく先生の言いたいことが分かるような気がします。

 ビジョンを持った官僚、遠回りをして苦労する官僚、ビジョンがなく、ただ仕事場と家との往復を繰り返して次第に腐っていく官僚、様々な官僚がおり、これから自分がどう生きていくべきかについて考えさせられます。

 まだ2割ほどしか読んでいませんが、これからの展開が楽しみです。

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