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今日はキャリア教育を1日も早く始めた方が良い理由について考えたことを書きます。

「これまでの日本」と「これからの日本」の違い

SDGsにおけるビシネスの考え方」でジョブ型社会について触れました。ジョブ型社会とは、「職務」によって人を雇用する社会のことを指します。つまり、専門性が求められる社会です。一方で日本は「学歴・人格」によって人を採用します。学歴社会では専門性は要求されません。日本は高度経済成長の中で、学歴によってその人の潜在力を評価し採用しました。そして、企業内で長年教育することで最終的に教育分以上の利益を得られるような人材を作ることで経営を成立させていました。それが一括採用・終身雇用につながってきます。「日本型経営」とも言われます。

学歴社会において、キャリア教育はそれほど重視されてきませんでした。何故ならより偏差値の高い学校や大学に進学することが自分のキャリアをアップさせることに直結していたからです。なので、進路の考え方としては「とりあえず偏差値の高い学校へ行く」というのが無難な考え方でした。

しかし、学歴によって、人を採用し、長年教育する日本型経営にも限界が来ています。何故なら高度経済成長は既に終わっており、企業は人材を長年育成する余裕がなくなってきたからです。なので、ジョブ型社会へと移行しようとする動きが出てきます。ジョブ型社会であれば専門性のある人を即採用することができるからです。実際にKDDIはジョブ型雇用を段階的に始めています。そして、一括採用ではなく、通年採用です。よりジョブ型への形に移行しようとしています。

2021年度よりKDDI新卒採用で通年採用を開始https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/12/12/4186.html

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つまり、これまでは「学歴」がキャリアの中で重要視されていたのが、「専門性」が重視されるようになってくるということです。

「専門性」が重視されるようになると、何が変わるの?

「専門性」が重視されると進路の考え方も変わってきます。これまでは「とりあえず、偏差値の高い学校へ行く」という考え方であったのが、「自分の専門性を高められる学校へ行く」という考え方に変わってきます。

この「自分の専門性を高められる学校へ行く」というのは、生徒が自分のキャリアに対する考え方が定まっていないと答えは出てきません。実際にN高等学校の生徒のインタビューを見ていると、自分のキャリアに対する考え方が定まっており、こうした考え方を持って、進路を決めていかなければジョブ型社会に対応できなくなってきます。ゴールとしてはこんな感じだと思います。自分はどういうことに興味があって、どういった専門性を高めていきたいのかがはっきりしています。

なので、キャリア教育を1日も早く始めた方がこれからは良いという話でした。

私が中学生の頃に受けたキャリア教育で覚えているのはトライやるウィークというものです。生徒が自分の興味のある仕事に1週間職業体験するというものです。しかし、1週間だけというのもあり、なんちゃって感がどうしてもありました。なので、1週間だけではなく、年々もかけて様々な職種を体験したり、N高等学校の生徒と交流する機会を設けたりすることが生徒がより自分のキャリアについて真剣に考えるようになるきっかけになるのではないかと思います。

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