今日は、4月から働くにあたって教科書センターで情報科の新しい教科書を閲覧してきました。

 本当は、大学の図書館などで去年の教科書を見るというのが一番手っ取り早いのですが、情報科の場合、新学習指導要領が4月からはじまるにあたり、内容も大きく変わります。また、教科書を購入できるのは教職関係の人しか買えず、僕のような学生は買うことができません。(確か)

そのため、4月からの負担を少しでも減らせればと思い、閲覧しに行きました。

 新しい教科書は、全国の各自治体が「教科書センター」というものを設置しており、そこで事前に電話予約をすれば閲覧することができます。以下は都道府県が設置する教科書センター一覧です。さらに、自治体が設置している教科書センターの中でも、常時閲覧ができるところとできないところがあるので、事前に調べて電話で確認する必要があります。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/center.htm

教科書の複写も可能

 また、教科書センターでは「私的利用に限り」教科書の複写も可能です。僕の場合は事前に許可をもらってiPadの自動スキャンアプリでバーっと写真をとらせていただきました。

 実際に、各出版社の新しい教科書を見てみると、それぞれ特徴が出ていて面白かったです。「こんなに簡単な内容で大丈夫なの?」と思うような出版社もあれば、レベルの高い内容を載せているところなど様々でした。このあたりは自分がどのような学校に勤めるのかで、適切な教科書も変わってくるのだと思いました。

 他にも教科書の見やすさなど評価するポイントは色々あると思うのですが、各出版社の違いが大きく出るのは、ホームページだと思います。しっかりと新学習指導要領を調べている出版社のホームページはやはり、情報量も多く、教師が欲しいと思う情報も載っていることが多いです。反対にホームページの情報が少ないところはそこまで力を入れていないのかなあと思います。

 こうして新学期の準備をしていると、いよいよ自分も教師になるのだなと実感します。それと同時に4月からやっていけるのか少し不安です。

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