今日の授業はいつもより生徒の動きがよかったです。中間テストの平均点が低かったという面もあったと思いますが、これまで見られなかった生徒の交流や情報交換を一生懸命している姿が見えました。

例えば、世界史が学年で1番得意な生徒に「説明のところ確認して!」と確認しにくる生徒が増えていたり、いつもは無気力な生徒が私のところに来て答えを確認しに来たり、孤立しがちな女の子にいつもは交流していない男の子が見に行っていたり、「一緒にやろうぜ」と声をかける子がいたり、いいなあと思える動きがたくさん見られました。

一方で、やはり良くない面にも目がいってしまうのも確かです。うーんとモヤモヤしながらもクラスの良い動きを見逃さないようにしないといけません。今日はそのモヤモヤをうまく言葉にできませんでした。

そんな中で、ゼミの先輩のブログを読みました。

今まで自分が生徒に語ってきた価値観が生徒にしっかりと伝わっていて、素敵なクラスだなと思いました。

それ以上にクラスの課題点を社会で求められる事と関連付けて話せている点がとても良いなと思いました。これは生徒にとっても納得のいく説明だと思います。

かといって、焦りすぎて教師の気持ちだけが先に行ってしまうと生徒もついて来れなくなってしまいます。

だから、焦らない。良いところを伸ばしていく。でもしっかり求めていく。ということが『学び合い』を続ける上で大事だと感じます。

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