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今日はTwitterを眺めていたところ、あるツイートが目にとまりました。ソースは総務省のデータです。

上記の見ると、コロナ禍において、失業者数と自殺者数が共に急上昇しているのにも関わらず、生活保護受給者数は減少しています。

つまり、経済の急激な不況により、影響を受けた苦しい人に対して、生活保護が追いついていないとみることができます。

もちろん、自殺者数と失業者数が生活保護受給者数と完全に連動しているとは言えませんが、これだけ自殺者数と失業者数が伸びてきるのにも関わらず、生活保護がむしろ減少しているのは少し問題だと思います。

なぜ、生活保護者数は減少しているのでしょうか?

色んな要因があると思いますが、一つは「生活保護を受けたい人が説明してくれる人と繋がっておらず、孤独の状態にあるから」ということが考えられます。

西川純先生がよく話すエピソードとして、「生活保護を受けたい人が生活保護を受けるためには、説明してくれる友人が必要だ。」というものがあります。

生活保護を受給するためには、役所に行って複雑な条件をクリアする必要があります。以下がその条件です。

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そして、生活保護を受けれない人はこの条件を上手く役所の人に説明することが難しいという現状があります。実際に役所に行ったが、「働けるでしょ?」と言われ、行けなくなったという人もいます。

「もう役所には行きたくない」生活保護申請の現場で絶望する困窮者達https://diamond.jp/articles/-/46513

なので、役所に一緒に行って、複雑な事情を説明してくれる友人が必要なのですね。そして、その友人を獲得する場所は学校であると。その人がどの様な人でどういう家族構成かを詳しく知る友人を得る機会は学校が最後なのです。

何のために教育をするのか?

そういった意味でもこのグラフは教員を目指す自分にとっても関係のあるものです。いくら教科の素晴らしさを伝える授業をしても、最終的には生活保護を受給できず、命を絶ってしまうのであればどんな授業も意味はないのではないかと思います。

何のために教育者を目指していて、どういう社会を創りたいのか。子ども達に何が必要で何がそれほど重要でないのか

そういう事を常に意識して授業をしたいです。

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