先日、西川純研究室OBの方にインタビューする機会があったのですが、そこで自分の情報発信について考えさせられるアドバイスを頂いたのでメモしておこうと思います。

インタビューをした西川純研究室OBの方はかなりの『学び合い』実践者で、初任のしょっぱなから『学び合い』をずっと続けてこられた方でした。現場での信頼も得ており、総合学習で自分があえて責任者になって、授業を『学び合い』ぽくデザインし、そこから「『学び合い』っていいよね』という風に周りの先生にも『学び合い』的な授業が広がり、最終的にはその学校のほとんどの授業で『学び合い』的な授業が展開されるようになったそうです。

その方が情報発信をしている人に関してポロッと「結局、自分の自治体や学校で『学び合い』が広まらなかったら、情報発信なんてやっている意味あるのかな?」とおっしゃっていました。

確かに、私もこうしてブログで情報発信をしていますが、このブログを見てくれている人にしっかりと行動までつなげられているかというとそこまで考えられていないなと思いました。

例えば、私は兵庫『学び合い』の会を運営していますが、ブログで宣伝したりするということはしていませんし、学び合い実践者が最初に読むべき5冊の本という記事も書いていますが、そこまで自分から宣伝するようなことはしていません。

ブログを続けている理由も自分のためという要素が強いですが、自分の地域や社会をよくするということを考えたときに、OBの方が指摘してくださったように、ちゃんと見にきてくれた人に行動まで促す工夫をしていかないとなと感じました。

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