先日の越後『学び合い』の会で講演していただいた増田さんが「異質な人とのつながりを持っている人ほど、人生において生きやすくなるし、幸福度が高い」という話をしていました。

 これはどういうことかと言うと、例えば、ある研究で就職においてある人が失職した場合、どういう人が再就職できたかと言う事を調べたものがありました。研究の結果、再就職の一番の決めては「異質な繋がりをどれだけ持っているかどうか」でした。

 ここで重要なポイントは「異質な」というところです。つまり、自分とは全く違った考え方や生き方をしてきた人との繋がりがあるかどうかが、再就職できるかどうかを決めると言う事です。

 これがもし、「同質」だとどうなるか。つまり、仲の良い人だけの繋がりしかない場合は、同じようなキャリア選択をする傾向があり、不況になった場合に共倒れする可能性が高いのです。従って再就職できる可能性は低くなります。

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 今、支援校で行っている高校の半数の生徒は、地元の企業に就職します。その時に、異質な人との繋がりがあるかどうかが、彼らの人生の幸せを左右することになります。その時に、学校は果たしてどれだけ異質な人との繋がりを作る機会を設けられているのだろう?と感じました。

野球を軸にしていて生きていた高校時代

 僕が高校生の時は、友達は同じ野球部の人が多かったです。それは自分の人生の軸が野球だったからだと思います。人生の軸が野球だと、絡む必要のある人間は自然的に野球部の人に偏っていきます。しかし、生涯、野球を軸にして生きていく人は少数です。

 そうではなく、自分はどうやったら幸せになることができるのかを高校生の段階から考えさせるべきです。そうすれば、人生の軸は自分の幸せとなり、野球部の友達との付き合いの比重も低くなると思います。なぜなら、自分の幸せを実現するためには「異質な人」との関わりが不可欠だからです。

 今はオンラインもあるので、物理的な距離を超えて様々な人と繋がることができます。クラスメートだけでなく、もっと多様な人と繋がれるような教育をしていくべきだと増田さんの講演を聞いていて感じました。

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