宮崎駿の「君たちはどう生きるか」を観ました。

感想としては、とても難解な映画だと感じました。そう感じる原因は僕の人生が薄っぺらいからなのだと思います。宮崎駿の遺言作とも言われていますが、その遺言を僕は残念ながら受け取ることはできませんでした。

なんというか、宮崎駿の天才感についていくことができませんでした。昔の高校の物理でわけのわからない式を先生が解いているのを永遠とボーっと見ている感じに近かったです。気づいたらチャイムが鳴って「え?どう生きるべきなん?」となっていました。

庵野さんの「シン・エヴァンゲリオン」では、このあたりの遺言みたいなものはとても綺麗にまとめられていました。僕はそういう作品の方が合っているのかなとも感じました。

数年後に宮崎駿が伝えたかったことが理解できるようになっているといいな。

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