今日は、指導教諭の先生からの紹介で株式会社Life is Techさんのセミナーをオンラインで受けました。テーマは共通テストに向けて、教科「情報Ⅰ」の3年間のカリキュラムをどうするかというものです。

 私は今、総合学科の高校で働いているので普通科の高校と比べると少し特殊なカリキュラムで教科「情報Ⅰ」の授業を行っています。今日は共通テストを意識している普通科高校がどのような3年間のカリキュラムを想定しているのか。また企業はそれに対してどのようなサービスを提供しているのか。というのを学びたく、参加させていただきました。

 例えば、共通テストを意識している普通科高校では、1年生の時に通年2単位で情報Ⅰを学び、2年生の「総合的な探求の時間」で1年で学んだ回帰分析を行うことで学習の定着を図っている高校があるそうです。さらに2年の4月、7月、12月にLife is Techが提供するCBT形式の模試を受けることによって共通テストの対策も同時にしているのだそう。

 などなど、総合学科とは全く異なるカリキュラムを組んでおり、とても勉強になりました。

 個人的に聞いていて注意したいと思ったのは、学習することが目的にならないようにすることです。共通テスト、プログラミング、データサイエンスなどなど。新教科「情報Ⅰ」はやることが多いですが、結局は自分がどういう子どもに育てたいのかをイメージしながら授業を行うことが大事だと思います。

 魅力的なサービスはたくさんあります。だからこそ、共通テストのための授業、プログラミングのための授業、データサイエンスのための授業。そうならないように気を付けて利用していきたいです。

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