最近のニュースの記事で、興味深いものを見ました。

いよいよ始まった「日本型雇用」の大崩壊…GMOが新卒採用で「高度人材だけを採る」意味

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/90385?imp=0

要するに、これからの日本企業は稼ぐのが厳しくなるので、経費を削減するために、

・新卒採用は高度人材に限定する

・高齢化した社員を早期に退職させるorクビにする

 という流れが今後も加速していくのではないかという記事です。特に、「新卒採用は高度人材に限定する」という流れが日本企業に浸透すれば、僕がこれから関わる高校生の進路選択にも大きな影響を与えると思います。その上で、これから高校生の進路選択においてどのようなパターンがあるのか考えて見ました。

これからの高校生の進路選択は?

①高度人材を目指して、狭い採用枠を勝ち取る

 大学へ進学し、自分の専門性を高めて企業に高度人材として採用してもらうことを目指します。貴重な人材になれる可能性がある一方で、狭い採用枠を勝ち取る必要があるので、競争が激しいです。また、入社した後も自身の能力を常に高めていくことが求められます。

 その分野が大好きで、常に成長していきたいという意志があれば問題ないと思うのですが、普通の人が目指すには難しい選択なのではないでしょうか?

 今日のニュースでYahooが社員を再教育するためのプログラムを発表しました。元々、エンジニアとして雇った人材を今求められるスキルを習得されるために、以下のような教育をするそうです。高度人材になるということは、即ちこういうスキルアップをずっとしていく必要があるということで、好きなことじゃないと厳しいのではないかなと思います。

②地元に残り人との繋がりを活かして、ニッチな市場を開拓する。

 地元に残って、地元企業に就職します。全国的に名の知れた企業ではありませんが、地域のニッチな市場を開拓しており、また事業の多角化を行っているので、コロナなどの不景気にも強かったりします。自営業をする場合においても、地元のお客さんとの繋がりを活かしてその地域独自の商品を売っているので、大企業にお客さんを奪われるという可能性は低いです。

 こっちの方が現実的ではないかな?と思います。誰もが高度人材になれるとは限らないので、これから②のような人が増えていくのではないでしょうか。「ヤンキーの虎」に書かれていたように、皆さんの地域にも、知られていないだけで、事業を多角化して経営を安定させている会社というのはあると思います。

 そういった意味では高校がそういった企業とも繋がり、キャリア教育を進めていくことで、大学へ進学するという選択も地元の企業に就職するという選択もできるようにするということが大事なのではないでしょうか?

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