先日、久しぶりに中学時の野球部の友達と会ってきました。友達に集まりたいなあという話をしたところ、その人が積極的に誘ってくれたおかげで最終的に11名も集まってくれました。
集まった友達に「今、どこで働いているの?」と聞くと、8割が大阪か東京で残り2割が地元or地方という感じでした。やっぱり働くとなると大阪か東京になっちゃうよねという話を聞いていて「地元で働くという選択ができる環境が整えばなあ」と感じました。
僕は全員が地元の神戸で働いて欲しいとは思っていません。しかし、地元で働きたいと考えている人が仕方なく大阪や東京の企業を選んでいる人は一定数おり、そうした人を地元に残せていないのは、地元にとっても損だと考えています。せっかく地元の税金を使って一人の若者を育てたのですから「地元で働きたい」と考えている人を地元が取り込めないというのは、シンプルに地元の責任だと思うわけです。
そういう意味では、教師として生徒に「地元で暮らすのもええで」と勧めるのであれば、教師自身も生徒に選んでもらえるような努力をどれだけできているのかも問われるのだと思います。
僕が友達に「神戸で暮らしたらええやん!」と言えなかったのは自分自身がまだ選んでもらえるような取り組みができていなかったからだと思います。
「どうやったら、友達に地元で暮らしたらええやん!と自信を持って言えるようになるんだろう?」「そのためにはどういう取り組みが必要なんだろう?」とグルグルと考えさせられた1日でした。