NHK大河ドラマ「晴天を衝け」の第三話で、前の将軍様が亡くなり、次の将軍は誰になるのかというシーンで慶喜が候補として挙がります。父斉昭は息子の慶喜に将軍になれ!と言うわけですが、慶喜は「俺を頼りにしないでください。父は俺を使って偉くなりたいんでしょ?」と突き返してどこかに行ってしまいます。

ここで父斉昭は「あいつに直言の臣をつけろ」と部下に命令します。直言の臣とは、君主の間違いを正すために、処罰を恐れずに自分の意見をはっきりと言うことができる家臣のことを言うそうです。

直言の臣が自分の周りにいる人はとても強いなと思います。僕の場合は彼女や家族だと思います。僕が間違っている時はしっかりと正してくれます。この後の慶喜には直言の臣として、平岡円四郎がつけられ、この人物が後の日本経済の父となる渋沢栄一と慶喜を繋いでいきます。正しいことを言ってくれる人が側にいる人は事を成していけるのだと思います。そういう人を大事にしていきたいなと感じたシーンでした。

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